Let's Herbs Life(^^)

Let's Herbs Life!

ベランダで栽培しているハーブたちの育て方と利用方法を発信するブログです。

ベランダで育てる!ボリジの育て方【創作レシピもご紹介】

キュウリの味がする花!?ボリジ

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051818j:plain

地中海原産で、ムラサキ科の一年草です。日本では「ルリヂ(ジ)サ」と呼ばれています。

ムラサキ科の仲間には観葉植物の「ワスレナグサ」、「ネモフィラ」などがいます。

非常に生育旺盛なハーブで、3月に苗を買えば4月には星形の花を咲かせます。


このハーブの特徴は全草が食べられること。

柔らかい若葉はサラダに、花はエディブルフラワーとして食べることができます。

瀟洒で美しい青紫色の花、そのお味は・・・キュウリ?


今回はこのボリジの育て方、利用方法についてご紹介したいと思います。

 

  

ボリジの特徴

ボリジの見た目

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051656j:plain

ボリジとローズゼラニウム

立性で1m近くの背丈に育つ大型のハーブです。比較用に隣にローズゼラニウム(約30cm)を置いてみました。

ボリジは非常に生育旺盛で、生育期は一日に3~5cmくらいの速度で生長します。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190418085458j:plain

苗を購入して三週間後:四週間後:六週間後

写真のボリジは約1か月半で背丈10cmもない苗から60cmまで生長しました。

伸び始めるともうあっという間です。「男子三日会わざれば刮目せよ」と言いますが、ボリジも同じですね。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051810j:plain

至る所が毛まみれ

茎、葉、つぼみ、全草に棘のような剛毛がビッッッシリと生えています。

蕾なんかもうサボテンみたいになってますね。

ボリジという名前自体も、イタリア語の「Borra(毛)」が由来だとされています。

触れただけではチクチクするだけですが、不用心に掴んだりすると刺さります。収穫するときは要注意です。本当に刺さりますから・・・(経験者談)。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051813j:plain

大人の掌くらいある大きな葉

大きな葉にも余すところなく剛毛が生えています。この外側の毛が針のように太くて収穫するとき痛い!

ごく稀にかぶれる人もいるので注意です。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190515225248j:plain

美しい星型の花

4月頃から7月頃にかけて、美しい青紫色の花を咲かせます。

星形の形をした花から「スターフラワー」の異名を持ちます。

また、聖母マリアの青い衣装を描く際にボリジが使われたことから「マドンナブルー」とも呼ばれています。

 

基本的に花の色は青紫ですが、まれにピンクの花も咲かせるそうです。私は赤紫の花は見たことあるんですが、真っ白だとかピンクの花はまだ見たことがありません。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415085000j:plain

普通の青紫色の花とちょいレアな赤紫色の花

 

ボリジを食べてみる

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051816j:plain

収穫したボリジの花と葉

香り

香りは強くありません。触らないとほぼ無臭です。

葉や茎を手折るときゅうりのような青く瑞々しい匂いがします。

 

まずは花からいただきます。がくは食べられないのではずしましょう。

やわらかい蜜の甘さの後に、青臭い爽やかさが来ます。口の中がスッキリする味ですね。

 

葉は・・・まず口の中がチクチクします。

味は花と同じく、野性的なキュウリの味ですね。ちょっとこっちの方が青臭いかな?

飲み込むと毛で喉がイガイガします。これ本当に食べられるのかな・・・。

 

オクラみたいに塩もみしたら毛が取れるか試してみましたが、駄目でした。毛が全部取れる頃には葉がぐちゃぐちゃのペースト状になっちゃいます。

調べたらレシピも出てきますし、このままサラダとして食べるのは本当みたいなんですが・・・うーん。

 

ボリジを育てる6つのコツ

どんな土でも育つ

よほどやせた土でもない限り、どんな土でも育ちます。

ホームセンターなどで売っているハーブ用の土でも大丈夫です。追肥も基本的に必要ありません。

 

夏にさよなら

暑さに弱い一年草なので基本的に夏は越えられません。

ごく稀に越えられる場合もあるそうですが、私は見たことないです。(東京以西の暖地在住)

春には種を収穫できるので、その子たちを大切に育ててあげましょう。

 

鉢で育てるなら大きいサイズで!

前述のとおり1m以上の大きさまで成長する上、直根性なので植え替えも難しいです。

鉢で育てるなら最初から8号鉢以上の鉢に植えてあげてください。

私はスリット鉢の8号で育ててます。

 

支柱を立てよう

大きな背丈に比べ、茎はそこまで丈夫ではありません。

梅雨などで雨が続くと、水が葉にたまった重みで茎が曲がります。

露地で育てる場合は支柱を立てて茎を支えてあげましょう。

また、水やりする際も上から水をかけないように注意です。

 

アブラムシとハモグリバエに注意!

アブラムシ

放っておくと大発生するので、少ないうちに見つけて捕殺しましょう。

大発生してしまうと葉が奇形になって利用できなくなりますし、最後に枯れてしまいます。

発生初期なら粘着テープなどでペタペタすれば簡単に駆除できます。

私は見つけ次第、綿棒でこそぎ落としてます。

殺虫剤で駆除する手もありますが、ハーブティーなど食用に利用するならできるだけ避けたいところです。

 

 

ハモグリバエ

葉に模様のような食害があったらハモグリバエの幼虫がいる証拠です。

とにかく成虫も幼虫も見つけ次第捕殺しましょう。幼虫は葉の上からプチっと潰してもいいですし、葉ごと切り取ってもいいです。

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051658j:plain

食害されたイエルバ・ブエナの葉。中央から右の粒みたいなのがサナギ

対応策はネットで防護する、殺虫剤を使うなどがあります。

殺虫剤は料理など食用に利用するならできるだけ避けたいところ。

 

増やそうとせずとも勝手に増える

基本的に種を採取して増やしますが、こぼれ種で勝手に増えます。

地植えの場合は何もせずとも繁殖するでしょう。

種を蒔く場合は秋に植え付けしてあげると越冬して大きな個体に育ちます。

  

ボリジの利用方法

ボリジといえばお花の砂糖漬けが有名です。

お花の砂糖漬けについてはこちらの記事で紹介してますので、参考にしてみてくださいね。

 

料理以外ではハーブティーにも利用できます。

お花のハーブティーはマロウと同じく青い色で、レモンを入れるとピンクに変色します。

詳しくはこちらの記事でどうぞ。

 

今回は「ボリジの花とキュウリのサラダ巻き」を作ってみようと思います。

 

ボリジの花とキュウリのポテトサラダ巻き

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051649j:plain

材料

  • ボリジの花...適量
  • ミニトマト...適量
  • キュウリ...1本
  • じゃがいも...中2個
  • にんじん...1/2本
  • (A)ディル...1枝
  • (A)バター...20g
  • (A)マヨネーズ...適量(私は大さじ2)
  • (A)塩、胡椒...適量

作り方

    1. ジャガイモとニンジンを一口大に切って、箸が通るまで茹でます。
      ディルは小口切りにします。

      f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051923j:plain

       

    2. 1をマッシャーで潰し、(A)を入れて混ぜたらポテトサラダの完成。
      ポテトサラダはできるだけ固めに作った方が巻くときに楽です。

      f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051925j:plain

       

    3. キュウリをピーラーで剥いてリボン状にします。f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051701j:plain

      こちらのレシピを参考にさせていただきました!

       

    4.  ポテトサラダをキュウリで巻き、上部にボリジの花やミニトマトを飾って完成!f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051653j:plain

 

感想

f:id:kinrenka_kinsenka:20190415051821j:plain

キュウリの味がするってことで安直にキュウリと合わせてみました。

ポテトサラダの濃厚な味わいと、キュウリの爽やかな風味が相性抜群!

パーティやおもてなしで作ったらお洒落だと思います。

アレンジでハムとかリンゴを入れたりしてもいいですね。

 

まとめ

  • 全草に棘のような剛毛が生えている
  • どんな土でも凄まじい速さで育つ
  • 花はエディブルフラワー、葉はサラダとして食べられる

春の肌寒さにも負けず、すくすくと育つ姿は見ていて頼もしいです。

こぼれ種で増えるので、お庭に植えておけば毎年エディブルフラワーが食べられます。

お庭のスペースが開いてるなら一株どうでしょうか?