Let's Herbs Life(^^)

Let's Herbs Life!

ベランダで栽培しているハーブたちの育て方と利用方法を発信するブログです。

ベランダで育てる!ジャーマンカモミールの育て方【カモミールご飯も作ってみました】

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キク科の一年草で、ヨーロッパ全域とアジアを原産とするハーブです。

日本には江戸時代に渡来し、「加密列(カミツレ)」と呼ばれていました。

カモミールの代表種にはジャーマン種以外に、多年草のローマン種が存在します。

ローマン種は薬効が強いものの苦みがあるため、ハーブティーには一般的にジャーマン種が使われます。


ジャーマンカモミールの最大の特徴は、りんごに似た甘い香り。

カモミールという名前はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味し、花の香りから名づけられたと考えられています。

鎮静作用など様々な薬効があるとされ、遥か古代エジプトの時代から薬草として利用されてきました。

 

今回はジャーマンカモミールの特徴と育て方についてご紹介します。

 

 

ジャーマンカモミールの特徴

ジャーマンカモミールの見た目

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一株でかなりの量の花が収穫できます。

ホームセンターなどでも頻繁に売っているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

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ジャーマンカモミールの葉と蕾。

約50cmから70cmくらいの背丈で、葉はサンゴのようなギザギザした形をしています。

冬は20cmくらいの平べったい姿で越冬し、春になると背が高くなります。

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リンゴの香りがする可愛らしい花です

4月頃から初夏まで、ヒナギクによく似た小さな花をたくさん咲かせます。

画像のように黄色い部分が膨らみ、花びらが下に垂れ下がってきたら収穫頃。

咲き終わった花を収穫してあげると次の花が咲きやすくなるので、一石二鳥です。

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ジャーマンカモミールの苗。今100株くらい育ててます

非常に育てやすく、種蒔きで簡単に育てることができます。

種蒔きからの生育日記についてはそのうち記事を書きますね。 

 

お医者さんのハーブ

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コンパニオンプランツとして非常に優秀で、「ドクタープランツ」と呼ばれています。

高い抗菌力で一緒に植えた他のハーブを病気から守る効果があり、特にルッコラなどのアブラナ科とは相性がいいです。

また、害虫を引き付ける性質はバンカープランツとしても利用できます。

 

キク科のハーブたち

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手前からコーラプラント、ステビア、カレンデュラ、ピグモン

我が家のキク科のハーブたちと。

科は同じでも属が違うので、比べても全然似ていません。初見では同じ仲間とは分からないですね。

  • カレンデュラ(キンセンカ属)

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    別名(トウ)キンセンカ、もしくはポットマリーゴールド。


  • アルテミシア・コーラプラント(ヨモギ属)

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    コーラの香りがする不思議なハーブ。
  • ステビア(ステビア属)

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    砂糖の300倍の甘さを誇り、甘味料として使われる。

それ以外にはエキナセアやヤロー、カレープラントなどもキク科のハーブです。

ミント達シソ科のハーブも個性豊かですが、キク科にも個性的なハーブがそろっています。

 

ジャーマンカモミールを食べてみる

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収穫したジャーマンカモミールの花。

香り

リンゴやパイナップルのような、甘く爽やかな香りがします。

 

カモミールティーを限界まで煮詰めたような、薬っぽい味がします。

甘味よりも苦みや渋みが強く、正直生で食べるのはお勧めできません。

 

ジャーマンカモミールを育てる5つのコツ

乾燥気味の環境が大好き

水はけのよい豊かな土を好みます。

赤土玉6:腐葉土3:パーライト1に緩効性肥料を混ぜ込んだ土に植えてあげましょう。

ホームセンターなどで売っているハーブ用の土が一番お手軽です。

追肥は必要ありません。

乾燥を好むので、水やりは土の表面が乾いているのを確認してからあげましょう。

水をあげすぎると根腐れしてしまいます。

あげるときはたっぷりとあげます。目安は鉢を傾けたら底穴から水がしたたり落ちるくらいです。

 

夏にさよなら

暑さに弱い一年草なので夏は越えられません。

春には種を収穫できるので、その子たちを大切に育ててあげましょう。

地植えや大きなプランターならこぼれ種でも増やせます。

 

種を収穫しよう

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たった一輪でこれだけの種が取れます。

花が茶色くなり、花弁が垂れさがってロケットみたいな形になったら種が出来た合図です。

触っただけでも種が落ちてしまうので、丁寧に袋の中に落として採取しましょう。

採取した種は秋に植えて越冬させると、大きな株に育ちますよ。

  

アブラムシに注意

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このままだと花がしおれてしまいます。

甘い香りに寄せられてアブラムシがつきやすいです。

放っておくと大発生するので、初期の内に見つけて駆除してしまいましょう。

特に花の根元につきやすいので要注意です。

私は綿棒でこそげ落としたり、霧吹きで吹き飛ばしてます。 

アブラムシを呼びやすい特性を利用して、バンカープランツにしてしまうという手もあります。

 

うどんこ病は早急に治療!

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葉や茎についている白い粉がうどんこ病です。

葉が込み合ったり湿度の高い日が続くと、蒸れてうどんこ病を発症することがあります。

早急な治療が必要です。放置すると同種のハーブたちにも感染します。

見つけ次第患部を摘み取ってしまいましょう。摘葉するときは粉が舞わないように要注意です。

初期ならお酢を「酢3:水50」で薄めたものをスプレーすれば完治できます。

shisetsuengei.com

もし全体に広がってしまったら・・・もう殺菌剤を使うしかありません。うどんこ病に聞く殺菌剤はダコニールなどがあります。

 

ジャーマンカモミールの利用方法

カモミールと言えばやっぱりカモミールティーですよね。

イギリスの童話「ピーターラビット」にもカモミールティーが登場します。

ほんのりと甘く、リラックスできるような優しい味です。

そのままでも十分美味しいですが、私はステビアで甘みをつけていただきます。

 

他には精油や化粧水に利用したり、入浴剤としてお風呂に入れると美肌効果が期待できるそうです。

 

料理にはサラダくらいにしか使われないのですが、先日Twitterでこんなツイートを見つけてしまいました。

カモミールご飯!そういうのもあるのか!

・・・というわけで、今回はほたる農園たつの様提案の「カモミールご飯」を作ってみようと思います。 

 

カモミールご飯

材料(1合)

  • カモミールジャーマンの花...10輪くらい
  • お米...1合
  • 水...1合分

作り方

    1. お米を研いで水とジャーマンカモミールの花を入れ、ジャーにセットします。

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    2. 炊き上がったらちょっと蒸らして完成!

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感想

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炊き上がる前から家中がカモミールの香りです。もう一種のアロマディフューザーですね。

炊飯ジャーのフタを開くとムワァっと甘い香りの蒸気が顔面に直撃します。

味はそこまで濃くありませんが、なんといっても口に入れた時の香りがいいですね。

優しい香りが口いっぱいに広がって、確かに幸せな気分になります。

これでフルーツライスを作ったら美味しいと思います。今度作ってみますね。

 

まとめ

  • リンゴのような甘い香りが特徴
  • 花の黄色い部分が盛り上がって花弁が下がってきたら収穫
  • アブラムシと蒸れに注意して

生育旺盛で育てやすく、収穫量も期待できるハーブです。

また、一年草なので「育ちすぎて困った」なんてこともありません。

ぜひ育てたジャーマンカモミールでフレッシュティーを飲んでみてください。

ドライティーとはまた違った味わいが楽しめますよ。

 

関連項目

www.letsherbslife.work

ヨーグルトケーキも作ってみました。

 

www.letsherbslife.work

ミルクアイスも作ってみました。